プレザングラン京都円町 雛人形飾りました

京都市中京区の介護付き有料老人ホームプレザングラン京都円町です。

3月3日の雛祭りに向けて雛人形を飾りました。

雛人形は女の子の健やかな成長を願い飾るもの。
結婚をするなど一人前の女性に成長したら込められた願いは満願するとなり、雛人形は役目を終えるといわれています。

また、雛人形の主役は「お内裏様」と呼ばれるように、高貴なご夫婦のお姿をあらわしています。
その気品高いお顔立ちや華麗な衣裳
仲睦まじく並ぶ様子は、長い歴史の中で日本人が理想としてきた夫婦の姿でしょうか。
その「幸せのかたち」を飾って
女の子の輝かしい未来を祝福するとも伝えられています。

そして役目を終えた雛人形は
あの頃と変わらない華やかで雅な装いで
ご入居者様を楽しまれてくれています。


プレザングラン京都円町には三組ございます。
エントランスには存在感のある七段飾り
レストランにはケースに入った五段飾り
4階の共有フロアには親王飾りを
ご入居者様と一緒に飾らせていただきました。


台座の組み立てから職員で協力し組み立てました。
官女は天皇皇后の給仕係り、五人囃子は楽隊
随身は武具を装備した護衛係り
仕丁は喜怒哀楽を表す掃除係と役割がそれぞれ違うので
飾りながらも勉強になりました。

一番大変だったのが
「関東風」と「京風」の違いです。

関東と京都では、お内裏様の並び方が変わってきます。
「関東風」では、お殿様が向って左、お姫様が右。
「京風」では、お殿様は向って右、お姫様は左、といった具合です。

さて、プレザングラン京都円町のお雛様はどちらでしょうか?
わかりましたら是非職員にお声掛けください。


3月3日の投稿では残り二組の雛人形も
皆様にお披露目したいと思っておりますので、お楽しみに。